いきなり癌がやってきた ~私に何ができるのか~

長年付き合ってきた彼氏が膵がん告知…備忘録を兼ねた日記です

甘いの辛いの(抗がん剤投与6回目 3日後)

辛い物を食べたら甘いものが欲しくなり、甘いものを食べたら辛いものが…
やっと水分が取れるようになり、流動食がでたばかりの彼が「おせんべい買ってきて」と。
流動食があまりにも甘いので途中で辛い物を挟まないと飲めない とのこと。
退院して好きなものを食べて、腸閉塞で緊急入院…同じことを繰り返すのは私の心が許さないので
頑なに「先生の許可取って!!!」と拒絶していたところ、今朝先生に相談したようです。
少しだけならスナック菓子を食べてもいいです…と了解をいただけました

私にとってこれはものすごい進歩なのです。これまでの彼は自己判断ばかりだった。
「大丈夫に決まってる。ダメなわけがない」とか「先生はビビりすぎ」とか
「自分の体のことは自分で解ってる」とか…
主治医の先生、看護師さん、薬剤師さん。いくらプロでも患者が伝えないと解らない。
「こう」だから私は「こう」したい。「これ」はつらいけど「こう」すればできるかもしれない。
頼ればいい。相談すればいい。看護師さんから「我慢強い・優しい」と言われている彼
(外面大魔王。 苛立ちはトゲだらけの言葉になって全部私に向かってくる)が
やっと自分の意思を、どうしたいかを「プロに」伝えてくれました
真摯に前向きに病気と向かい合ってらっしゃるみなさんに少しだけ近づけたかな

戦う皆さんのブログ、いろいろ勉強させてもらっています。
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